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司会 ありがとうございました。その他にも各エリアさまざまの取組みがなされています。中部エリアでは小豆島の5周年、丸亀エリア、東部エリアそして三豊エリアでは40周年の記念レシピ集が各組合員さんのメニューで作成されています。40周年を振り返って今後どんな課題があるのかについて木村常務理事お願いします。 |
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木村常務理事 40周年企画は、本日ご参加の森理事、山田理事そして職員も交えて05年7月に話し合いをスタートさせました。企画の目的は「感謝」と「更なる発展を誓い合う」ことでした。これまでのお話のように、全体企画、エリア企画と多彩に取り組まれ、幅広いご参加を頂きまし |
た。写真で振り返ってみても、ご家族を含めて多くの方に楽しんでいただけたと思います。職員にとっても大変さもありましたが、それ以上に達成感や感動の方が大きかったようです。コープで色んなことができる、参加して良かったという実感が地域に広がり、仲間作りや様々な社会貢献活動などにも繋がれば、更なる発展という当初の目的にも適うのではないでしょうか。 |
07年政策大綱  |
木村常務理事 07年度は、2005年度からの第7次中期5ヵ年計画の3年目、中間年です。05年度は、店舗の統廃合、共同購入の物流施設の新設など施設面での改革を完成させました。06年度は40周年として組合員参加が大きく広がりました。そして、07年度は2年間の取り組みの成果をより確かなものにして、更にステップアップを目指したいと思います。第一は、仲間づくりと社会貢献です。現在県下の43%の世帯がコープに加入いただいていますが、3年後には50%を目指しています。助け合う組織が県下に更に広がることで、環境、平和、高齢者支援、子育て支援などの活動も広げていけると思います。第二はコープの魅力を更に広げることです。組合員の声を中心にした事業運営、食の安全・安心、少子高齢化に対応した商品とサービスの拡大をすすめてまいります。第三は健全な経営です。店舗事業の確立、共同購入事業の効率化、そして若年層が減少する中での人材確保と人材育成がその中心課題です。より具体的には、今後のエリア別総代会議、総代会などで論議をすすめていく予定です。 |
07年度の抱負と生協への想い  |
司会 ありがとうございます。07年度政策大綱、そして各エリアと一緒になって生協活動発展のために各人のそれぞれの想いを・・・ |
山田理事 07年度はコープの組合員活動には色々な取り組みがあることをもっともっと多くの組合員さんに広めて行きたいです。子供連れでも大丈夫。経験豊かな組合員さんも参加して下さいね。交流を通して楽しく元気よく活動していきたいです。組合員さんの声を大切に06年度より少しでもステップアップして、魅力ある活動を、みんなで創りあげたいと思っています。 |
森理事 07年度は環境学習を取り入れて学ぶ機会を取り入れたいですね。商品を使って組合員に大変好評なんですが、特に人気のバス見学も今年企画に入れたいと思います。学びやレクレーションを通じて活動の輪を広げられたらいいなと思うのと、魅力ある組合員活動になるように、組合員の声を大切にして、みんなが元気で、活気ある内容で組合員活動をやっていきたい。生協に関しての期待としては、時代の環境が変化していく中で、やはり組合員は生協の力。それを最大限活用していくべきでしょうね。以前からの組合員も若くて新しい組合員も共に向上をはかれるような、新しい活動を通してコープの魅力を最大限活用し、これからの元気なコープをお願いしたいです。 |
丸山理事 06年度は皆さんと一緒に活動してきました。07年はそれをもっと広げていきたいと思います。例えば、運営委員会を見てみると、改選期に同時にみんなが代わっていく傾向がありますが、どなたでも新しい人も以前からいる人も一緒になった運営委員会でありたいなと思います。いろんな人が交わって・・・・。また、コープは商品が安全・安心というだけの理解の人が意外と多いと思います。それ以外のコープが活動している事を知る機会がある人はあまりに少ない。本当に生協とは何か、よく理解していただければ参加ももっと増えてくるように思います。例えば広報の力は非常に大きいので、良いことを継続していくことが必要だと思います。コープは他と違うわけですから、「コープの産直」にしても生産者との交流ができる等、他の産直とは明らかに違うわけです。その違いをもっと皆さんに知っていただきたいと思います。そこを継続して紹介してゆきたいと思います。 |
香川理事 同じコープかがわを愛する方々と一緒に、組合員活動をより多くの家族や友人の方と参加していただければと思います。06年好評だった企画はもちろんのこと、なかなか普段組合員活動に参加できない方にも参加しやすい企画で、日曜日の開催や仕事を終えられてからの時間帯での開催なども考えてやってみたいと思います。生協への期待は「一人は万人のために、万人は一人のために」という言葉がありますが、「組合員の声検討委員会」に集まるような意見や要望を大切にしていただいて、みんなで支えあうことのできる組織作りを目指して欲しいと思います。現在でも共同購入や共済で支えられているとは思いますが、これからの子育て世代、高齢者の方々にもやさしい生協であって欲しく思います。共同購入や店舗でもそういう世代の方に必要な対応商品の開発・普及活動などと共に、小さな意見をくみ上げてそれを実現できるコープかがわを目指して欲しいと思います。 |
中西センター長 安全・安心な商品。そして組合員活動、社会貢献。これら全てが生協の魅力に集約されるだろうと思います。それを現場で広げていくのは現場職員、担当者です。現場職員のレベルアップが魅力あるコープづくりに繋がるんではないかと思います。そのためには職員に元気があること、これはまず一番です。その元気の源となるのは「夢」を持つ事。仕事を通して「夢」を実現していく事が主体的に取り組む意欲になっていくと思います。それと組合員の声は、かなりのレベルで集約され、それに対する論議もされていますけれど表面上の声じゃなくて、それの底流にある組合員の「想い」を汲み取る事が出来る感受性の豊かな職員を目指したいと思います。 |
更なる発展を目指して  |
馬越理事長 06年度の振り返りと、07年度の抱負を聞かせていただきました。事業は継続性があり、これだけ活発になった組合員活動を、非常に大事に考えるべきだろうと思います。事業的に最も影響を受けるのは少子高齢化。本当に人口が減り始める中で、競合店がますます増えてくる。相反する中で、生協をどう発展させるのかという難しいテーマに直面している。先ほどありました「組合員の力」それは最大の力ではないか。志度店でのサポーター会ができたことを店長が大変感謝していました。99年の組合員活動検討委員会で論議をして、共同購入だけで組合員活動をやっていたのを店舗の組合員活動に広げてきた。これには時間もかかります。しかしそこが「コープの魅力づくりのために避けて通れないところではないのか。そうでなければスーパーマーケットと変わらなくなってしまう。生協を作った賀川豊彦は「ゆりかごから墓場まで」と言った。少子高齢化の中、とにかく暮らしの中でこまったことがあれば、生協に頼めば何とかしてくれるんじゃないかという、「想いを言葉に 言葉を形に」これが我々の理念でもあるわけです。魅力あるコープづくりのために07年度は元気アップ計画の中間年となる。05年度は外科的手術をしましたけれど、魅力あるコープづくりのためにはもう一回積極的な投資が必要な07年度ではないか。07年度をどうするかというのは、これから論議が始まりますが、財政的には投資に充分可能な体質を持っていますので、魅力ある店舗のために積極的な投資も必要と考えています。現在、生協法の改正が論議されています。1948年、約六十年前に制定された生協法を今日時点の状況を踏まえて改正をしようということです。生協法の改正は、生協運動にとっては大転換期になると思います。県域の問題、福祉事業の法整備の問題、理事の役割と権限の問題、共済の法的位置付けの問題など、生協法の全体が大転換期に入ると思いますが、そのことを踏まえて我々は将来に渡って発展できるような「元気アップ計画」にしていかなくてはならないと考えています。 |
司会 40周年を迎えて改めて感じたことは、生協の原点。コープかがわの理念でもある「想いを言葉に 言葉を形に」組合員さんから想いを集めてそれを実現するために、組合員さんと職員が一緒になって、どうやればできるのか、考えて、一緒に実現していく。そのことをどう生協 |
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全体に広げていくのか、特に店舗活動にどう結びつけていくのか。ここが07年の大きな課題であるろうと思います。是非魅力あるコープづくりのために皆さんのご協力をお願い致します。本日はありがとうございました。 |