環境の視点ですすめること
海の資源を守る
漁期や漁獲量などを制限し、水産資源を守ります。
対象商品をお買い上げいただくことが、世界に持続可能で適切に管理された漁業が広がることにつながります。
MSCとは
MSC(Marine Stewardship Council)とは、責任ある漁業を普及する非営利団体です。持続可能な漁業で獲られた水産物に、認証マークをつけました。人気の「骨取りさば」もシリーズ21品目が2017年6月以降順次MSC認証品に認定されています。
MSC認証のしくみ
MSCについてもっと知ろう!
「COOP骨取りさばのみぞれ煮」などの原料になる、ノルウェー産のさばが、どのように資源管理がされているかをご紹介します。
北大西洋のさばは、資源量300万トンいしょうを維持するために、国際協議で各国の量獲枠を決定。ノルウェーでは更に漁船ごとに割当をしています。
産卵場周辺には周年または季節によって禁漁されている海域があります。
小さな魚は逃げて子孫を残せるように、網目の大きさに規制があります。
対象商品の一例
ASC認証
ASCとは
ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)は、WWF(世界自然保護基金)とIDH(オランダの持続可能な貿易を推進する団体)の支援のもと、2010年に設立された、独立した国際的な非営利団体です。環境と社会に配慮した責任ある養殖業を推進することを目的としています。
ASCについてもっと知ろう!
世界の水産物生産量
年々養殖の水産物は増加し、現在は天然漁獲量を超えるものになりました。食料資源として需要を満たすために養殖業は大切なものとなります。年々養殖の水産物は増加し、現在は天然漁獲量を超えるものになりました。食料資源として需要を満たすために養殖業は大切なものとなります。
「COOP下ごしらえ済みバナメイえび」の生産状況
対象商品の一例
森の資源を守る
違法な伐採を防ぎ、森林資源の保全を進めます。
対象商品をお買い上げいただくことが、責任ある森林管理を支えることにつながります。
FSCとは
FSC(Forest Stewardship Council)とは責任ある森林管理を普及する非営利団体です。適切に管理された森林資源で作られた商品に認証マークをつけました。
FSC認証のしくみ
FSCについてもっと知ろう!
FSCでは、環境視点だけでなく、働く人の権利や健全な経営の視点でも認証を行っています。
対象商品の一例
紙パック飲料のFSC認証化を推進しています。
商品自体の容器にはマーク表示をしていましたが、外箱も含めた「まるごとFSC」化する取り組みを現在推進しています。
熱帯の森と人を守る
農園の生態系の保護と労働環境の向上をめざします。
対象商品をお買い上げいただくことが、持続可能な農業を営む農園を支えることにつながります。
レインフォレスト・アライアンスとは
レインフォレスト・アライアンスとは、地球環境保全のために熱帯雨林を維持することを目的として設立された国際的な非営利団体です。生態系の保護と労働環境の向上を目指しており、持続可能な農業を営む農園で育てられた商品に認証マークをつけました。COOPのコーヒー・紅茶の約8割、年間約2億4千万杯分がレインフォレスト・アライアンス認証品になっています。
レインフォレスト・アライアンスのしくみ
レインフォレスト・アライアンス認証についてもっと知ろう!
紅茶の認証農園を訪ねてみると、持続可能な農業の営みが見えました。
アルトン農園の地域に生息している野生生物の看板。農場における野生生物の捕獲、売買は禁止されています。
ストックホルム農園の茶畑、山の上部に自然の植生が残っています。新たに畑を広げるために自然森林を伐採することは認められていません。
レインフォレスト・アライアンスでは労働者とその家族の福祉向上をめざしています。子どもたちの通う保育園ができました。
対象商品の一例
はじめよう、「オーガニックな生活」
環境への負荷を減らした「有機栽培」で育てました。
対象商品をお買い上げいただくことが、農地と周辺の環境保全に役立ちます。
オーガニック(有機栽培)とは
オーガニックとは、「有機」や「有機栽培」のことで、農薬や化学肥料に頼らずに、環境の負荷をできるだけ少なくする農法です。日本では、JAS規格※による登録認定機関の認証を受けた商品だけが、有機JASマークをつけ、「有機」と表示することができます。
有機農産物のJAS規格とは
農業の自然循環機能の維持増進を図るため、以下の方法で生産された農産物。
- たい肥などで土づくりを行い、種まき又は植え付けの前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用しない。
- 土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させる。
- 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減。
- 遺伝子組換え技術を使用しない。
有機農産物についてもっと知ろう!
有機特選丸大豆醤油
ここはカナダのケベック州の大豆畑。緑に見えるのが有機クローバー、その右横に有機大豆、有機トウモロコシが並んでいます。化学肥料を使わずに鶏糞だけで育てられているため、他の作物と輪作を行い、畑の地力を維持しているのです。大豆やトウモロコシが枯れているのにも理由があります。農薬を使わないように雑草は手で抜いていますが、それでも生えてくる雑草のため、収穫は雑草が枯れるのを待って行われます。
対象商品の一例
持続可能なパーム油の生産を支援する
インドネシア西カリマンタン州の小規模パーム農園の
持続可能な生産を支援するプロジェクトを支援します。
コープの洗剤環境寄付キャンペーンとは
2010年よりスタートした取り組みです。2017年までに「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトや地域の環境団体へ34,050,644円が寄付されました。2018年からはWWFジャパンがインドネシア領ボルネオ島で進めるプロジェクトに支援先を変更します*。
具体的には、西カリマンタン州の保護価値の高い森林に近いエリアの小規模パーム農園の持続可能な生産を応援します。
*一部の生協では地域の環境団体への寄付を継続します。
コープの洗剤環境寄付キャンペーンについてもっと知ろう!
対象商品の一例
リサイクル活動
リサイクル活動は、牛乳パックの回収から始まり、現在は11品目のリサイクル物を回収しています。
※2017年度回収実績 2,032t
※2017年度食品リサイクル率 97.1%
また、2009年よりお店での食品リサイクル(食品廃棄物の堆肥化)が始まり、モデル的な事例として香川県のホームページでも紹介されました。
マイバッグ持参運動
マイバッグ持参運動は、1990年にお買物袋再利用運動からスタートし、組合員さん誰もが気軽に取り組める環境活動として広がり、組合員さんのくらしの中で定着してきました。
マイバッグ持参運動は、くらしの中で環境保全について考えるきっかけにもなる大切な取り組みです。一人ひとりの気持ちの持ち様を大切に、エシカルなお買物の一環として、みんなが気持ちよく取り組める運動にしていきます。
太陽光発電
高松市内4店舗(コープ扇町、コープ栗林、コープ太田、コープ牟礼)及びコープかがわ本部にて、屋上を活用した太陽光発電に取り組んでいます。
もずく基金
近年、地球温暖化による海水温の上昇などにより、サンゴの白化現象がすすんでいます。コープかがわと中国地区5生協では、対象商品利用による基金を積み立て、恩納村の海のサンゴ保全に役立てています。
「もずく基金」対象商品
- 恩納村産味付太もずく
- 沖縄産味付糸もずく
- お弁当用もずく など12品
「コープかがわエコ基金」の取り組み
「コープかがわエコ基金」は組合員さんからの募金やリサイクル収益金で成り立っています。この基金は地域のみなさんと一緒に郷土香川の環境保全の取り組みに生かされています。
行政に「募金」として贈呈しています。
2017年度は、県内8市3町に贈呈しました。
環境バス見学や里山活動など学習や体験を通して環境について考えるきっかけづくりを行っています。
家庭で手軽に取り組める食品リサイクルの取り組みとして、ダンボールコンポストの普及に取り組みました。